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昨日は、??状態のパイロット信号です。
JRCのNJM2035規格表をみて、
「⑧番ピンのOUT信号を下げてやればパイロット信号のレベルを下げれる」ことがわかりました。
①基準になるのはプロの放送電波なので、まず確認です。
民放FMのストレージ波形です。↓
音声に細かいのが重畳していますね。これがパイロットのようです。
②R9(68KΩ)⇒1MΩに変更します。裏から仮付けします。
(68KΩを抜くのに、少し苦労でした)
③ワイヤレスマイクに、AF500Hzを入れた波形↓
放送波より、パイロット信号が弱いように見えますが、
レベルが下がったのでokにします。
(500kΩくらいが良いかも、、、。)
昨日の2tone状態からは改善されて、普通に使えるようになりました。
(昨日のままだと、超音波送信機に近いですね)
④アナログオシロで観ると、こんな波形になりました。↓
左がSP端での波形。右は低周波発振器の波形。
(昨日の波形と比べると、改善具合が判ります)
sp端にカウンターを繋ぐと、500Hz表示です。↓
⑤低周波の入力をカットすると、
パイロット信号の19Khz表示されました。
カウンターでも確認OKですね。
⑥ 本来の位置に1MΩを実装して終了です。↓
スルーホール基板なので、部品はずしは難儀します。
低周波発振器で入力レベルを加減してみましたら、
LINE-INは、平均100mVで設計されているようです。
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★パイロット信号の19Khzは、 「大部分の方々が聴こえない周波数のエネルギー波」です。
弱めに設定される事を薦めます。
★LCに依る発振ですので、周波数ドリフトを持っています。
FM受信器には、昔よく見かけた「AFC付きのFMラジオ」(ラジカセ等)を薦めます。
PLLで周波数を決め打ちするタイプは、不向きです。
★今回は、受信機にフォアーランド FRG-2004BL を使いました。
現行機種はFRG-2010になると想います。
★フォーランドさんのAM/FMラジオキットFR-7300ですと、2石FMワイヤレスマイクキット付属ですので、FR-7300の方が一度に入手できて都合が良いかもしれませんね。
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①電池管 3A5 BC帯ワイヤレスマイク ⇒記事
②GT管4球 BC帯ワイヤレスマイク ⇒ 記事
③5石AM ワイヤレスマイク(トランス変調) ⇒ 記事