DAIWA IC エコーチェンバー  :松下のBBDを使った回路

BBDは、1968年F. J. Sangster(フィリップス研究所)が発明した素子です。CDやDVDの規格もフィリップス規格が世界標準になっています。

パナソニックBBDを使用しているエフェクトユニットの例として、ボスCE-1コーラスアンサンブルやヤマハE1010。

2009年、ギターエフェクターメーカーのVisual Soundは、パナソニックが設計したMN3102 とMN3207 BBDチップの生産を再委託した

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遅延時間 τ(タウ)=N/2fp.

fpが低いと5kHz,10kHzの減衰が大きい。 無線用であればfpは40kHz。 エレキギターなら100kHzで設計したい。充分な遅延には4 ICは必要なこともわかった。

 このfp と倍数、1/2倍数は漏れてくるのでそのストッパーも回路に入れる。

日本でのBBD使用例はハムジャーナル no11の p148にある。1977年刊行。およそ50年前のことだ。

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「マイクコンプレッサー、feed-forward式 」で2021年12月にはBBD ジュネレータ起因漏れ量等は確認してある。コールド側からも回るので、エレキアンプ屋は気つかないらしい。

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