日本では、「 455KHz 水晶振動子 」の製造は2000年ころ終了した。10人程度の小企業で造られていたので、後継者問題もありみなcloseした。
製造装置の大部分は設備転売ヤーが大陸にもっていったので、「1MHz水晶振動子」はそれらマシーンで作られ、日本にも逆流してはいる。
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455KHz 水晶振動子を入手する方法は、「中古品を入手」しかない。
圧電素子によるレゾネーターは、村田製作所製が性能よいが、 現在は台湾メーカー製の455Eが流通主流である。 村田純正は、村田マークがあるので判りやすい。
455Eの「E」の意味は1970~80年カタログには記載あったが、いまのカタログには説明をみかけることは困難である。
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圧電素子によるレゾネータータイプは
440kHz, 450kHz ,455kHz、456kHz、460kHz、470kHz、480kHz、500kHzは流通している。台湾製のが主流である。
Qは高くないので周波数安定度はそれなりだが、456.5kHz時でも±100Hz程度には収束するので、プロダクト検波に丁度よい。
2波でプロダクト検波する基板RK-234 :456.5kHzのoscは基本460のレゾネーター使用。