平成以降は、ゼロバイアスで6Z-DH3Aを使う回路が主流になったようだ。
昭和9年、西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。 つまりグリッドリークバイアス はいつから云われだしたのかが定まらずである。 このことは2020年9月30日のblog記事で公開済みだ。
「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。 その証にカソードバイアスでのラジオ回路を 公開する。
「違いの判る男はカソードバイアスに移行し、違いの判らぬ者はゼロバイアスに残った」とみることもできる。 ハム音多々でも気にしない修理具合公開しているweb siteがあちこちに診れる。
おまけに、この検波回路は文中の名で呼ばれている。
形而上学的視野ではプレート検波との差分があるようだが、プレート検波にしか見えないオイラはお馬鹿らしい。