インクリメントなAGCになるラジオIC : LA1600のAGCピンに上手に結線しないと感度抑圧になる。 FETを繋ぐとFET経由で電子が移動しAGCpin電圧上昇する。結果感度が下がる。
「感度抑圧があってこりゃ駄目だ」っと判断した回路とニアリーイコールの作例もあちこちにあるが、どうしてだろうねえ。
オイラは 「感度劣化に無頓着でない」ので、NG例を挙げる。「FETは特性上 2SK192がベストである。」とHAM JORNAL 誌に2度は載っている。
それを既読かどうかねえ?
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単に結線だと駄目だった。
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AGCピンとの電位差を減らす手立てがないか? と藻掻いてみた。
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FETを2段にしたら 電圧変化量が減少した。
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AGC電位変化量に比して電流変化量が少ない。 定常状態にあるバランス回路をアンバランスさせるには結構なエネルギーが必要だと経験した。
500uAは振れない。100uAであればまあまあ。
電位差を誤魔化すためにR1を入れた。510~1Mオーム。感度抑圧は体感できない程度になった。
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500uAは振れない。100uAであればまあまあ。
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LA1600ラジオで感度抑圧しないためには、
1,AGCピン電圧が本来値より上昇しないメーター回路であること。
2,AGC電圧の変化を妨げないこと
そのために
1, Sメーター回路側からのLA1600結線点の電位は、LA1600より低めなこと。
可能であればニアリーイコールになること。
2, 電圧勾配吸収のためのRを入れて、 メーター回路からの影響を低減すること。
デクリメントAGCへのSメーター回路は RK-109.