スマホのイヤホン端で 電流計が数値を示す。


YouTube: TRIO tuner : FM-105 で補完放送を聴く.

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cheapな測定器にデジタルテスターがある。 これの測定精度がJISに準拠しているかどうかは非常に妖しい。JISマークがあるテスターの数値は信用できるが、この製品は非JISらしい。

テスターの電流レンジで測れたものがあった。


YouTube: スマホのイヤホン端では、テスターでの電流値が計測できるぜ。

これは、どういうことでしょうか?

「ダイレクトドライブスピーカー ICが内蔵されているので、直流が流出する」のを実測しただけだ。昭和25年頃の古典知識しか持っていないヒトには、初耳の「ダイレクトドライブスピーカー IC」だろう。1992年のトラ技にも記事があるので電気系知識人であれは「ダイレクトドライブスピーカー IC」の存在は既知の事実だ。

 英語圏ではダイレクトドライブスピーカーの回路が非常に多数見つかるが、日本では少なくて、どうやらガラパゴス状態のひとつだね。日本でのダイレクトドライブスピーカーで有名なのは、ラジオ少年(npo)のKIT-16SPだ。2014年からの発売だった記憶だ。

 「DCストッパーコンデンサーが必要」と言い切るICメーカーにはテキサスがあるが、デジタルスピーカーシステムになるとDCドライブするしかないので、テキサスがいつまで「DCストッパーコンデンサーが必要」と云いづけるのかな?

  さて、このレンジ時の抵抗値を、計測したら100~120オームだった。スマホのaudio ICは負荷2~16Ωで設計されている。audio出力が32mW時代のappleのが出力インピーダンス3オーム前後だった時期がある。非力さを低負荷で誤魔化していたら、バッテリ消耗に重点がおかれた最近のは125mW,32オーム設計ぽい。もっとも32mWだと後段の入力Zにほとんど吸い取られてしまう。

「テスターの電流レンジ=audio IC側の適正負荷から大きく外れた高負荷」にてaudio ICがテスターをドライブできないようだ。結果、動画のような数値になる。

 くれぐれもアナログテスターで確認しないこと。場合によっては焼損すると思う。レンジによっては5オーム前後なのでオイラは躊躇している。

 

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 ダイレクトドライブスピーカー方式に異を唱える方は、ICを1991年から製造販売している沖電気工業に協議あるいは相談の申し入れしてくださいね。法人が知識レスの個人を相手にしてくれる可能性はあります。

秋月とaitendoで売っている「MC34119」もダイレクトドライブスピーカー方式ですね。

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計測できないものもあった。


YouTube: 低周波発振器端では、電流計(テスター)の値はゼロだぜ

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