ta7310を送信側で使ってみよう: 中波帯ワイヤレスマイクの製作

・455kHz プロダクト検波にta7310に登場してもらったのは2018年12月18日。 ここにて公開済み。LA1135の後段にプロダクト検波(NE612とTA7310で実験した)を入れた。 「NE612は マイナス20~40dB の増幅度(455kHz)」を確認できた。 それ以来プロダクト検波分野では、ne612は候補から落ちた。ta7310も20dBほどマイナスゲイン、これも受信側には使えない。

・最終面では455kHzプロダクト検波はCA3028の一人勝ちになった。   455kHzではne612,sn16913,ta7310,ta7320はマイナスゲインになるのでaf部で補償することになる。

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NE612も「OSC+AM生成」するデバイスとして有名だが、「OSC+ AM生成」にTA7310をつかった作例になる。オイラ以外では事例はないぽい。

先日(7月5日)の波形。

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TA7310の出力PINは「差動回路の片側だけの出力」になるので、差動回路の2TRの動作点が大きくちがってしまう。もともとは「周波数変換onlyのためのICであって、波形なんぞ不知」ってことで開発されたと想える。

 差動回路の動作点合わせにVRを入れた基板にした。

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出力端での波形。 OSC強度は低くして使うのがポイント。TA7310には6V~8V印加が良い。9Vは駄目。

ビギナーにはハードルが高いので RK26あたりで力をつけてからがよい。

TA7310の出力が強いので2SC1815だと負けてしまうので注意。(オイラは1回飛ばした)

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ワイヤレスマイクであれば使える波形になった。

変調専用のDBMとは等価回路が異なるのでこの程度の波形。

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ラジオで聴いてみた。

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通算357作目。

TA7310 ワイヤレスマイク基板 、RK-98。

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差動回路内蔵ICを使ってAM生成したTXとしては、

①MC1496

②NE612

③AN612 松下

④SL1641

⑤S042P

⑥TA7320 東芝

⑦TA7310 東芝

⑧CA3028

⑨SN16913

のデバイスで記事がある。

6m  AMトランシーバーにはSL1641とNE612の作例がある。

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これは部品点数の少ない7MHz trx

サイズは61mm x 90mm.

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おまけにカードより小さいサイズにまとまった3.5MHzトランシーバー基板。

プロト基板は明日出荷らしい。

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YouTube: 6AK5トーンコントロール付 LA1600ラジオ :RK-73


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