田舎なもんで、いろんな事が起きる。
合同庁舎に顔をだしたら市役所を60歳定年で辞めたおっさんと久しぶりに遭遇した。世間話をしていたら、農地を売りたいとのこと。「坪3300円でどうか?」と口にしてきた。
あれ? 先日まで公務員だからしこたま退職金でたはず。 この地域の市役所退職金では平均3500万円と公開されている。伺うと親父さんが遺産相続に伴う納税を保留してもらっており、その子である当人は公務員であるが、親父に納税を薦めていないらしい。
さきほど農地を診たがリンゴが老木で、もう5年もすれば枯れるようなものばかり。宅地化しても売買は2万円~2.5万円。 「農地坪3300円」から宅地後に20年間に半分は売れなければ赤字になる。
下水分担金がこの市は大きい。
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1,800万円ならば買うてもいいが使い道がない。固定資産税で吸い取られるだけだ。土地のオーナーには悪いが、「売り時を間違えたね」。