今日の謎。 検波について

 ・オイラは電気系数式には弱い。高校卒の力量しかない。それゆえに検波能率の理論算出式が存在しているのかどうかは不知である。振幅変調の検波について実測されたものは、2極管による実測グラフは刊行本でみた。

・太陽光発電分野では効率(能率)は式からも導ける時代になってきたが、古典とも云える振幅変調の検波についてはさほど光が当たっていない。

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今日は、この記事が目にとまった。確かにLM567利用の同期検波は欧州を中心に実験例がある。オイラのこれもLM567である。ただしクリチカルにて玄人向きである。中級エンジニア向けのものを試行中だ。 yahooの知恵△△では同期検波にはdbmが二つも必要なことが目にとまるが、「dbmメーカーからは1つで足りるよ」と公開されている。同期検波に限るとSBMでも良い。

・中波放送のような場合、ターゲット側には搬送波があるので同期検波で復調する。プロダクト検波でam復調とはさほど聴かない。

・SSB復調で多用されるプロダクト検波は、ターゲット側には搬送波はない。またターゲット側との同期は要求されていない。 搬送波+音声信号、振幅変調をSSGから飛ばしてプロダクト検波してみると、ダイオード検波のような音には為らない、感度も???だ。それゆえに「世間で云われるプロダクト検波」のターゲットは搬送波レスの振幅変調だとオイラは理解している。

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・積だからプロダクトだと云われれば同期検波も積である。プロダクト検波、同期検波の用語が曖昧じゃないのかなあ? 。 ターゲット側の搬送波の有無、正確にはシンクロ可能かどうかによる作動差だろう。

・「同期したプロダクト検波」と「同期しないプロダクト検波」になる。これは数式上での表現から派生している。両者の違いは、トリガーを搬送波から取り入れるかどうかだ。

、、、と思考中。

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・搬送波ありの振幅信号をプロダクト検波で復調は難しい。これはSSGからの信号を聴けば体験できる。

・搬送波ありの振幅信号を「同期したプロダクト検波」で復調すると、2極管検波同様に聞こえる。

・搬送波なしの振幅信号を「プロダクト検波」で復調すると、普通に聞こえる。

要は、能率の良いプロダクト検波デバイスで、搬送波有無を検出し同期/非同期の動作モードに振り分けてやれば、検波UTは手動切り替え不要でまとまるだろう、、と。 「動作モードの数式表現としては一つになるので、オツムの良い方がまとめてくれるだろう」と院卒・大卒に期待する。、、、いや待て待て、昔にweb上で算出式をみた記憶が残っているが、、、近刊行本を買ってみよう。

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1940年代刊行された「tube radio 」に関する印刷本をみると、周波数変換は mixerの表記でなく 「1st det」とある。 2極管によるam復調は2nd detになる。先の大戦中、日本では超再生性式が主流であったが、米国ではヘテロダインが軍用に使用されていた。

日本の1950年代テキストには、第一検波と書かれている。これはまだ中古本で入手できる。

ラジオものでは英語圏から学ぶのが正しいように思う。

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