AGCモードにならない弱信号時に、ゲイン過多でビート音するIC群。

AGCモードにならない弱信号時に、ゲイン過多でビート音するICが主流なので、念のために列記する。

upperで使うラジオICにTEA6200がある。AGCレンジは95dB.

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・TDA172はCB用デバイスなのでAGCレンジは86dBと広い。当然Sメータ対応。

・AGCレンジが広い国産デバイスはLA1247.

・LA1135は、LA1247の1st AGC ut が外部半導体に変わったタイプ。(開発経緯としてはla1135が巧くいったのでそれをla1247ウエハ上に載せた)

・SANYO ICの特徴としては、AGCモードにならない微弱信号時は、IFゲイン過多で軽微な発振をしビート音が発生し聞こえてくるので残念ながら微弱信号は聞けない。LA1135,LA1247,LA1600がそうである。LA1600受信機でのRS44が、TDA1072受信機だとRS56で聞こえてくるのはこの理由による。

・オイラがLA1135,LA1247を薦めないのは上記理由による。

・人気のTCA440(IF 4段)も弱信号だとビート音が発生し聞こえる。帰還発振させる段数になっているので、これをかわすのに苦労してまだ基板が完成しない。(良いラジオICはIF3段)

・突き詰めると、弱い信号が聞えるように設計されたICはTDA1072、TDA1572だけだろう。

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「TCA440ではダイオードのAM検波、プロダクト検波でSSB復調基板」を狙っているが、「トランジスタ検波でのAM復調、プロダクト検波でのSSB復調がTA7613基板」で出来てしまった。基板サイズが1.4倍ほど違う。TCA440基板がでかいので基板化はそこで立ち留まっている。(小型基板で同じことが出来たので、でかい基板を使うメリットはagcのアタック定数だけ)

・写真のように大きさが結構違う。 AM検波/SSB復調はTCA440基板でもTA7613基板でもできる。TA7613基板はここで評価済み。

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TCA440は未通電。 請挑戦者。

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