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水晶発振に変調を掛けるFMワイヤレスマイクの続になる。前回は アンテナ線を触ると周波数がややブレたので、その対策を行なってみた。 MIC-AMPには「2SC1815+LM386」を採用した。
①
ファイナルは、軽作動にして非同調負荷(RFC)にしてみた。
②受信してみた。
狙い通りに周波数は安定した。 アンテナ線なしで5m飛んだ。 受信波形のつなぎがおかしいのは過入力のままで、「OSC部にどの程度のAF信号が印加すれば良いか?」を確認中だからだ。
③
色々とやっていくと LM386の入力側は、上流回路を選ぶらしいこともわかってきた。 「LA1600⇒VR⇒LM386」のように接続するとVR位置によっては軽微な発振した。 これはDSB-TRXでも経験したことだ。 今回はOSC信号はコールド側からデバイスへ楽に上がれる周波数なので、様々なこともありそうだ。
「2SC1815⇒VR⇒LM386」ではボボボとなった。
「低周波信号発生器 ⇒ VR ⇒ LM386 ⇒OSC」 でも VR位置によっては、LM386が黙りこむ。 カットOFF状態になる切っ掛けがあるようだ。 LM386の入口を固定抵抗による分圧で1:1にしても見た。
LM386の出口で50mV(600オームVTVM計測)程度でそこそこな変調になった。 安全を見て「2mV⇒200mV」で検討すればよいらしい。
LM386の出口にVRを入れると,VR開度によってOSC周波数(FM変調)が決まることも判った。そりゃそうだ。 LCRの発振回路でRが変化すればOSC周波数は動く。 時折、OSC部の入口に音量調整VRがある回路をみるが、プリント基板ではそれはだめだ。
「VR⇒半導体 ⇒ OSC」にしてやればよい、、と。 今回LM386使用なので、LM386直前には入れられない。VR開度によっては、ぼぼぼっと発振する。
④
「LM386⇒ トランジスタ」がよいかなあ、、、と。 これを思案中。
「VR ⇒2SC1815⇒LM386」ならば大丈夫なことも判った。
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実験初期の回路:
CRYSTALに釣り下がるものが多いので、低めでOSCする。
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リアクタンス管による変調:電池管3A5の作例はここ。