かなり有名な「ラジオ工作系のWEB」でIC開発エンジニアを見下したSITEがあることに気ついた。そうやって技術者を小馬鹿にするから、日本は失速していく。 あんた一人で彼らが開発したICを超えるものを開発した実績が多数あれば、その発言を認める流れもあるだろう、、。
さて、見ず知らずの人を 小馬鹿にする蛮勇心はオイラには無い。
・有名な「ギルバートセル」の回路を、市販トランジタで組み上げたことがあるが、 まともに動作しなかった。6TR回路でも結構な製造ノウハウ・回路ノウハウが入っていることを経験済みのオイラは、技術エンジニアを馬鹿にしないし、見下すこともしない。
・「出来るメーカー」では、その回路ノウハウは等価回路で公開しないよ。ライバルに態々と手の内は公開しない。競争原理社会での基本ですよ。
・製造メーカー公表のチャンピオンデータにして遣られた経験を幾度か積んだオイラは、メーカーデータは目安にはするが、丸ごと信じる「お子ちゃま」では無い。
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・昨日UPした基板等のなかで、「感度の良いIC TDA1072を使ったラジオ基板」(RK-34)の確認ができた。「LA1600よりも感度よいラジオ」を自作したい方向けのラジオ基板です。
・もともとCB向けに開発されたICなので60MHzまで仕様書で作動保証しているIC。 オイラは50MHz用受信機の基板(RK-20)やair-band向けダブルスーパーに使っている。
注:osc側のバリコンはvc2と接続のこと。ant側はvc3. 共通はvc4に結線。(RK-34)
①
KIT-16SPの部材のフロントパネル、ベース等を利用してみた。このあたりはRK-33と同じ。
②
トラッキングも無事終了。
③
まとめ。
感度はずば抜けて良い。 LA1600ラジオ(RK-33)で聴こえない放送局がガンガン聴こえた。
感度が良いと評判の「2P3 キット」で聴こえない局が しっかり聴こえてしまった。
こんなに小さい基板(40 x62 mm)で2P3よりも 聴こえた。さすがphilipsのIC。
このTDA1072はaitendoにも昔あったが今は?.。。。。。。サトー電気にはない。若松通商にもない。
イーエレには僅かに在庫があるね。手に入れておいた方がよいと思う。
LA1600の感度不足で苦労されている方向けです。FCZコイルが取り付く寸法になっているのでこのまま6m基板としても小型で面白いですね。
通算270作目。 基板はmy siteで領布中。
トラッキング方法⇒ここ。
余談だがチューナー用のTDA1046は30MHzまで作動補保証のあるIC。日本産のラジオICで30MHzまで謳うものは無い。