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AM EXCITERを実験中だ。
今年3月に 中波 AMトランスミッター(基板)をまとめた。 下の動画のようにトランスレス変調としてMC1496を採用した。
YouTube: AM transmitter ,useing mc1496.
非常に綺麗な波形が作れるMC1496だ。理想的なAM波形。
変調トランスのような非フラット特性デバイスで変調せずに済むので、低域から広域までフラットなことが嬉しい。 この基板は領布中だ。
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AM変調にベストと想えるMC1496を7MHzにて使いたい。
水晶振動子を載せてみた。 MC1496回路にはJA1NID大槻OM推奨のように「おまじない」も入れた。発振周波数の合わせは、インダクタ(FCZコイル)で微調整できる。 トリマーを実装すると発振強度が跳ね上がるので、今回は使わずに進めたい。
DSB用にこの「おまじない」は必要だとオイラも想う。データシートを見比べるとDSB用とAM用では回路は同じで、幾つかの抵抗値が異なる。 キャリア漏れを最少にすればDSBになる。
AM 変調を追いかけていたらMC1496に辿り着いたのでAM EXCITERとして基板化中。
ICソケットの実装向きを間違えた。7.181Xtalはサトー電気さんで取り扱い中。
◇まず 水晶発振具合を確認。 R25=3.3KΩ時
タンク回路があるので発振波形は綺麗だ。
JA1NID大槻OMはタンク回路の2次側からの取り出しをされていたが、オイラは1次側から信号を貰っている。
◇ R25=10KΩ時。
ここまでOSC強度を下げても酷くならないのはタンク回路のお陰。
データシートでは1V推奨ゆえに、R25は10K或いは9.1Kで良いと想う。
発振周波数が7.185~7.190になった。 下がらない。 、さて?
◇7.181MHzまで下がった、、、と云うのか、水晶への印字が7.181となっていたので、7.181にした。
osc強度は低い、波形も???だ。
◇7.190では綺麗な波形。
この水晶子に適する発振回路は、オイラの回路とは違うことが分かった。
ここで幾多実験したように水晶に回路をあわせることが必要らしい。
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定本「発振回路の設計と応用」によれば、4.000MHz水晶で6kcは可変でき、8.000MHz水晶では16kc. およそ0.15%くらいが可変範囲(fp-fs).
さすれば7.181MHzだと10kc程度は動くらしいが、綺麗な波形で6kcどまり。歪んでプラス4kc.
オイラの回路だと fpは7.190MHz.