先日の6SQ7ラジオに続いてGT管ラジオの製作です。
この6SA7は、7個で1000円だった。
去年6AQ7ラジオは1台製作したが、今年も6AQ7ラジオを造ってみる。
6SQ7ラジオ製作記にあるように、6SQ7の「流してよい電流上限」が判った。
昨年、6AQ7は6SQ7より多めにIP流したが音面では全く問題なかった。
今回は1.5mA流してみようと想う。
この6AQ7は新品未使用。 さて何時手に入れたやら、、??
電源トランスが300V OUT。
通電すると常時380V は出てきた。
電圧が高いので、6SA7の適正印加電圧にまでドロップさせる必要がある。
6.8K抵抗で電圧を下げたら ゆっくりと焼けた。 遠くで匂いだけが漂った。
ゆっくり焼けてるとは知らずにIFT調整とトラッキングまで出来た。
遠くで匂いだけするので奇怪しいと思い、調整終了後にクンクン嗅いで回った。カラー色が変化しているのに気ついた。
セメント5W抵抗にかえて、 平滑回路のRを値をあげた。
3KΩ抵抗で概ね70V降圧させているので 、計算上は5Wタイプで余裕のはず。
シルバニアの6AQ7にした。
IFTにはシャープの文字。
6SA7⇒6SK7⇒6SD7⇒6AQ7⇒6P6(6V6)の構成。
音はやはりGT管の音。
ラジオは聞こえてナンボの世界。 耳よく真空管で音を聞きたい。それゆえIFは2段あるいは3段にしている。 VRをMAX近傍にすると「検波しきれないRF成分が回り込み」するので6V6のゲインは少し下げるつもり。
VRをMAXでSP端でのVTVM値が2V以上針振れる。
製作時のポイントは過去記事参照のこと。
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第121番目の製作品。
スーパーヘテロダインラジオとしては39作目だと想う。
2015年の自作ラジオは、このスーパーからなので、今年の8台目。
追記
周波数表示はLED基板式に進化した。
マジックアイも標準にした。自作ラジオの一覧はここ。2018年4月15日時点で通算116台の自作真空管ラジオ製作完了に到達している。