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ラジオの2.5Vパイロットランプで 「GT管:真空管ラジオ」のWEB MASTERが苦労されておられるようなので、ささっと実験する。
LEDはlight emitting diodeの略なのはご存知ですね。 日本語では発光ダイオードと呼称されている。diodeゆえに整流もしてくれるが、通過電流値が小さいので注意、
電流を流し過ぎると瞬時にお亡くなりなるので、 流れる量に注意することが基本。
①メーカー推奨の電流値があるので、正式な型式とランクがわかっていれば、データシートを事前に眺めておく。
LEDは電流値と輝度で分類器にかけて、ランクを自動分類をしている。(オイラは昔、そういう装置の設計屋だった)
で、LEDに掛かる電流を絞る直列抵抗を電流制限抵抗と呼ぶ。
②上の写真のように、AC100vが掛かる配線にして
とりあえず470kΩ、150kΩ、56kΩの2w抵抗とシリーズにそれぞれLEDをつけた。計3系統になる。
オームの法則から、それぞれ流れる電流値が違うことは小学生レベルの計算でわかる。
③さて交流100VをON。
56KΩと直列のLEDがもっとも明るい。そりゃ、3系統の中では電流が沢山流れるからね。
まとめ
問題なく点灯する。流したい電流に合わせた抵抗値にすればOK。 抵抗に掛かるワット数はオームの法則から導きだされる「その値」。LEDはlight emitting diodeなので別途整流デバイスは不要。AC100V印加時は方向性なし。
56KΩだと2mA弱流れる。掛かるワット数はAC100V印加として0.2W弱。
安全率10倍で2W抵抗にする。(JISと中国規格は異なるので、注意)。伊那谷の興亜工業の抵抗であれば設計側で充分なマージンをみているので、最も安心安全です。向山先生、ご無沙汰しております。中国製1W抵抗だとじっくりと焦げて変色していくので3年後も使えるかは不明。
これで口金タイプのLEDに、流したい電流にあった抵抗を吊るせば よさそうですね。
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安全率の考え方は、業界でことなる。
・河川の護岸工事の耐水圧は概ね1.5倍で設計。
・ボールネジ、LMガイド等は一流メーカーでは安全率10倍。廉価メーカーのは安全率2倍(簡単に壊れる)。
・オイラは機械設計屋なので安全率は少なくとも5倍。できたら10倍で設計する業務。
ヒーター6.3Vに吊るす場合は680オームの1/2W抵抗でOK.
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