******************************
「ラジオのノイズ」考。
耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、
①ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。
さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。
VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?
ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。
②オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。
真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。
③電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.
コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。
ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。
6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある。
間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。
メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。
「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。
+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。
その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?
④まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ。
オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。
]]>AUX端子を「エーユーエックス」端子と読むのが主流になってきているようだ。
上記ルールのように、アルファベット直読みならば、
TONEを「トネ」或いは「テーオーエヌイー」と呼んでいるはず。
でヒットしてこないが、 TONEは中学生の英語水準だからか、、。
auxをエーユーエックスと呼んでいる方は、
ぜひ同じ呼称ルールに基づいて「TONE⇒テーオーエヌイー」と呼ぶようにお願いします。
お馬鹿なオイラは、 AUXはオックスとしか読めない。
間違って読みblogに上げていると「御馬鹿宣言」している状態だ。
オイラのように不器用、御馬鹿宣言している仲間かな?
まあ、オイラが世話になっている会社では、基準点を「origin」でなく 「base hole」と表記させるからね。そのルールに従うとbase ballは「基準球」になるね。
エーユーエックス端子と呼称する貴方に、問う。
CATをどう呼称します?
CATをシーエーテと呼んでこそ呼称ルールが一致します。
一つの頭脳にルール2通りは無理ですよ。
******************************
12月29日朝追記
youtubeに 「aux meaning」があった。
ポピュラーな読み順に発声していると想うが、
英語圏の方は、「△△」と読むようだ。
仕事で米国人と接触した折には、「エーユーエックス」とは呼称していなかったナ。
***********************************
国の調査では、
とのことでまともな力を有するのは2割り前後らしい。
そりゃ、基準点をbase holl と呼ぶわな。
auxは読めないし発音できないわけだ。
そもそも中学卒業レベル以下ってのは、中学1年生レベルなのか? そんれより低いのか?
]]>ガソリンが毎週、毎週値上がりしてますね。
他国での油田開発に、「日本政府がGOサインを出さないと、民間企業が海外で着手できない歴史が日本にある」ことは皆さんがご存知の通りです。
つい最近もラジオでドラマぽく流れてましたがね。
オイラの記憶では、誰かがこのことについて本を出版していた記憶が残ってます。
「円高でウハウハ」
「円安で値上げでウハウハ」になる訳は、学校の社会科で習うはずですがね、、、。
まあ、ロシアのプーチン氏が日本を誉めてますね。
「世界で唯一の成功した社会主義国家」と、、。。。
オイラより年配の方は、この程度のことは耳目されているはずですね。
OVER SEAから見れば、日本はそういう国なのでしょうね。
最近、亡くなられた評論家の方も 同様の事を申されていましたね。
そうそう、シロアリとは名言でしたね。
***********************************
忘れていましたが、回路図UPします。ごく普通です。
発振のきっかけ用コンデンサーの容量は、オシロで発振波形を見ながら決定してください。
★ポイントは「双3極管のIpが3mAは流せる」ように、抵抗を調整します。
用いる球種でIpがすこしバラツキますので、図中の数値はあくまでも目安です。
★FM帯ほどは、リップルに敏感でないので平滑回路の段数は軽くしてあります。
★電源トランスは大き目の方が、楽です。
ええ、オイラはお馬鹿です。
***************************************************
]]>双3極管に、6N2Pを入手してみた。
AMワイヤレスマイクの球を差し換えてみた.
まずは、6BK7でのマイクアンプのゲイン↓。58db位です。
↓6N2Pでは、66dbほどですね。
ロシア球の6N2Pの方が8db近く良いので、6n2pで定数を見直す予定です。
ヒーター電流と+Bが苦しいので、よさそうなポイントを探しますが、
アカンかったら電源トランスは、サイズUPさせます。
2013,Feb,16追記
↑平滑回路の抵抗値を見直ししました、
6BE6のバイアスは4.5V掛かるようになりました。SGも85V印加です。
ようやく、6BE6の平均的な動作点になりました。
6N2Pは良好です。3mAのIpにしました。変調もかなり良好。これはお薦めできるかな、、、。
回路図は、ここです。
*******************************************************
]]>
今日は旧暦の、正月ですね。
皆さんがご存知のように、「ヒトの運気」は2月4日を境として変わりますが、
それゆえに節分と言われています。 天候の節だけの意味ではありませぬ。
ご年配の方々なら、知っているのが当たり前のことですね。
前から申しているように、オイラはお馬鹿ですね。
*********************************
球は6BK7+6BE6にしました。⇒その3では、6n2pに換えてみました。
真空管ワイヤレスマイクTX-1の2号機の続きです。
今日は発振させてみました。OSC球は、キットについている6BE6です。
↑上限
↑下限
この位、可変できれば遊べそうですね。
↑小型トランスに2球実装させていますので、
6BE6の「7番ピン⇔カソード」の電圧を測ると、1.7Vでした。
マイク入力を3mVと仮定すれば、1.7÷0.003=1706倍 増幅すれば足りそうですね。
デシBellですと、65dBになります。
デシベルが、「Bellさんに由来」ってことは皆さん知ってますよね。
↑マイクアンプ部のゲインは58dbほどです。(計算より獲れてます)。マイクアンプ球は6BK7です。
少し足りませんね。
★電源トランスの容量制約があるので、
初段のIpは3~4mA
二段目のIpは4~5mA 位を狙います。
Ipをもっと絞ると音が細くなってしまいます。
流しすぎると大きめの音が入った時に、+Bが振られて変調がおかしくなります。(所謂△△変調になります)
このIpのさじ加減が、今回は必要です。
★+Bのリップル低減に、平滑回路のRを増やすと、取れる電流が減るので
塩梅をみてR値と段数をきめます。もう少しリップルを減らしたいですね。
680Ωの4段の方がよいような感じです。
★「真空管のIp加減」を学習するのに、丁度よい感じになりました。
(電源トランスをUPさせるのも、手立てのひとつです)
★双3極管なら、6AQ8,6BQ7,6BZ7,5670,5964,6J6,6DT8などがありますね。
手持ちの球を使ってください。12V球もOKですね。
「挿し換えて音色の違いを聞き比べる」 のも面白いですね。
★マイクはシールド効果が充分なものを使ってください。
★低周波発信器の信号ラインが、RFの信号を拾って、波形が乱れてます。
↑左が真空管ラジオで受けた波形。
右がワイヤレスマイクへ入れた波形。
↑テプラを貼って完成。LEDは、緑色に換えてあります。
↑1号機も並べてパチリ。
************************************
★長いアンテナだと飛びすぎますので、ご注意ください。
★電源トランスが少々暖かくなるので、トランスは1サイズ上の方が安全です。
★MP3やIPADと接続した場合、入力信号は100mV以上掛かりますので、
本機のマイクゲインだと2段目が入力過多になります。
マイクアンプ1段⇔2段間に抵抗でATTを構成してください。
★原型は、6BA6+6BE6ですので、バリミューの6BA6だと大きな音が入力されても出力はさほど跳ね上がりませんね。
本機は、双3極管でなく6AZ8の方が面白そうです。⇒その3では、ロシア球の6N2Pにしてみました。
★BCは、Broad castの略ですね。
有名なBBCは、British Broadcasting Corporationですね。
BCの用語検索で、オイラのWEBに来る方が居られますので、念のために列記しました。
↑ワイヤレスマイク群。記事はカテゴリーから入ってください。
******************************************************************
]]>ラジオ工作の面白みのひとつに、ワイヤレスマイクの製作がありますね。
合法的に電波を遠くに飛ばすには、Amateur Radioがあります。
今回は、微小電波を放す「真空管式ワイヤレスマイク」の製作です。
ラジオ少年から領布されているBC帯の真空管式AM変調ワイヤレスマイク キットの2号機を製作してみました。 型式はTX-1です。
初段の球を換装してありますので、改造製作になります。
***********************************
↑キットの構成品です。
このキットをベースにします。
6BE6をスイングするのに、マイクゲインは、概ね70db必要になります。⇒参照記事
1号機は、トランジスタで補助させましたが、
この2号機は複合管1球で、なるべくマイクゲインを得るようにします。
「双3極管にするか?」「オイラが好きな6EH8にするか?」
これはかなり悩みましたね。
「トランスの容量が足りるか?」も気がかりです。
↑7ピンソケットから9ピンソケットに換装します。
追加でラグ板も取り付けます。
オイラは、スプリングワッシャーは使いません。
機械科で弾性係数を学んだ方なら、「ネジの締結」ってのがどのような応力状態かご存知ですね。
↑周波数も少しは変化させた方も面白いと想って、ポリバリコンも急遽追加しました。
このダイアルはどこで手に入れたか? 、、、よく思い出せない。
↑アース母線を張ります。
平滑回路は3段にしてみました。820Ω+33μFの3段です。
のちのち波形を見て、抵抗値は増やすかも知れません。
↑いつものように、ディスチャージ用の抵抗も取り付けます。
ディスチャージ用は、低い値だと+Bが下がってしまうので、高い値にします。
雑誌のいろんな製作記事に値が載ってますね。オイラは500KΩ以上の値にしてます。
トランスからの線は、切り詰めません。⇒トランスを再利用できる可能性を残しておきます。
そろそろ球種を決めないと、先に進めません。
大雑把にゲイン計算すると
6EH8で45dbくらい、6BK7で50dbくらい取れそうです。
12v球だと もっとゲインが取れる球が幾つかあります。
6.3vの双3極管に決めて、配線しました。
あとバリコン周りが残っています。
電源トランスの容量の制約があるので、 其々の球へのIpを巧く分配する必要があります。
*************************************
追加で用意するものは、
MTソケット、双3極管、CRを少々、ポリバリコン
今日は、「旧暦の年の瀬」ですね。
]]>