1, スマホは直流+信号を流下させるデバイスだ。「audio ICデータ表にはどのくらいの電圧がヘッドホンに掛かるのか」まで数値で公開されている。 ICメーカ設計値電流が流れない場合には 音はやや????になる。 鈍感でそれが判らない大人が多くいることも事実ではある。
2, 真空管ラジオのPUは直流が掛かるように設計はされていない。真空管アンプも直流を受ける回路にはなっていない。
さて、 どうしたら、スマホから信号を受けれるのか?。 当事者間のdc差がゼロであれば工夫する必要がないが、IC メーカーによれば少なくとも0.4Vを超えるdc差がある。
**************************************************************
オイラはラジオ組み込みに下写真のものを使っている。
・スマホのaudio ICはmax出力32mW~100mWなので、オームの法則で換算値を自解すれば判るが、受ける側には3mV~5mV程度しか掛からない。 この数値ではラジオのPUに入れてガンガン鳴らすは無理だ。 だから単純に接続しただけでは音が小さいままだ。
・「その辺りを理解できない大人が直接続して音が小さい」と騒ぐのを頻繁に見かける。
・この基板(RK-40)でガンガン鳴るように増幅してやる。100倍程度には増幅するので、写真のように300mV程度は後段に掛けれる。
この基板は、サトー電気の店頭に並んでいる。電源基板はRK-88、ヒーターラインからエネルギーを貰う。
]]>*********************************
お問い合わせ多数だったJH4ABZ式表示器の電源基板を領布します。 キットにて。
「ダイナミック点灯」はその周期に呼応するノイズが発生します。 ノイズ強のものは電波でもノイズを撒き散らします。 ノイズ弱のものは電源ラインへ漏れ出ます。
本基板はJH4ABZ式の周期に対応しています。 中華製LED表示器には周期が合いません。ノイズ減衰量はおよそ25dB~30dBです。
電波ノイズを飛ばす表示器には、全く適応しません。(シールドBOXに収納すること推奨します)
オイラはこの基板でLC7265表示器を作動させています。 in-take ampの電源基板でもあります。
ヒーター 6.3Vから供給してください。
********************************
この基板を開発した記事を再掲載する。(初稿 2017年3月13日 )
トラップの減衰具合をバラックにて机上確認。
★まず挿入に拠るロスは3dB程度。
周期ノイズと同じ100Hzを入れてみる。 減衰量は30dBほど。
◇現状を確認する。 pic式ラジオカウンターからの「電源ラインへの周期ノイズ漏れ」(電池端)の波形。
矩形だね。およそ70mVほど漏れる。「FMチューナーは100mV OUT」で設計されているので、この70mVってのはわりと大きい数字だ。
このまま、ラジオに内蔵し、ヒーター6.3Vで供給してしまうと音で聴こえてくる。実際聞こえてくる。だから乾電池使用が推奨されている。
その音を取り去るための「基板」になる。
◇TRAP効果の確認。
乾電池⇔ラジオカウンター の間にいれて、「乾電池⇒トラップ⇒ラジオカウンター」の順に電気が流れるようにする。電気供給元(乾電池端)で, 漏れてくる波形を見る。
この矩形のトラップ通過した波形だ。
25dBほど減衰している。
◇次は、実際にラジオで確認。
基板を実装してみた。 ヒーター6.3Vを整流した直後の波形。
電気の質として、60Hz±0.4Hzが要求されている。59.91と優秀な値だ。中電さん凄い。
◇次に、ラジオカウンターを取り付けて、トラップ終端で確認。
電気は、ヒーター6.3V⇒整流ダイオード⇒トラップ⇒ラジオカウンター の順。
ラジオカウンターからの漏れが見れるような無いような。
ここで見たような矩形が見えないのでOKだろう。 ここは60Hz地域なので、周期ノイズ(およそ100Hz)のとはタイミングが異なる。周期ノイズを止められないならば、オシロで2つの周期が見えるはず。
見えないね。
これでヒーター6.3Vからエネルギー供給してもOKなトラップの確認もできた。
実際の音は改善されている。周期ノイズは聴こえない。オシロで確認した通りに効果がある。
乾電池消耗を気にすることなくラジオカウンターを真空管ラジオに載せれるようになった。
***************************************
波形確認しても周期ノイズが見えなくなる優れものです。
]]>