CWer向けには、「ever599 typeB」も基板化済み、ダイオードリミッターがNGで改良中。
本記事はapf製作記。
コオオオオオオって音がしない製作例は ずいぶんと前にCQ誌に回路説明、製作で紹介されているので、そちらを読んでください。ビギナーが秀作を知らないだけです。 オイラがそれをやると二番煎じになるので手出ししません。
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phone用のBPFはサトー電気さんで扱い中だ。型番はRK-64になる。
今日はCW用のaudio peak filterの確認をしてみた。
・「BPF+BPF+LPFの構成」になる。入力ゲイン補正に1石を入れてある。「ざわざわシュミレータ」さんの処で2段BPFが公開されているので、センターを決めてCRを振り分ける。 実測するとBPFでは上側が甘いのでMAX295(294)を追加してLPF作用を強める。
・印加信号が1/2Freq時には、Freqの音で聴こえてくるので、そこは注意。テキストやweb上にはこれはほぼ記載ない。たとえばセンター700Hzにした場合にはCR回路が結合しているので「CRによる700Hz共振+700Hz共振」による350Hz共振点も同時に存在する。ゆえに入力350Hz音の倍音である700Hz共振する。結果、カーブが数dB持ち上がる。
・3段にするとさらに共振点が増える。
・webを眺めるとシュミレーションソフトではこの動作は無視されて造られているようなので、ヒトの知恵とはそんなものだ。 この持ち上げから逃げるためにトランジスタを1つ配置してある。ソフトでは計算の考え方が正しくないね。
・事実と机上演算とは整合しない例としては、よく知られているパイマッチ回路の設計がある。これは全体としてとらえていない。全体としてとらえた秀逸なweb siteがあったが、今はcloseしている。イヤガラセ等の圧が掛かったろう。
また市販の数百~1千万円の振動解析ソフトも木を見て森を診ずで考案されている。有名になった姉歯氏の方が賢い。
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・長くなったが、持ち上がり写真はこれ。オシロ右が入力350Hz.
左側が出力波形になる。 波の山数から入力周波数の倍音( 2x350Hz)になっていることが視覚でも確認できる。
基礎情報はここまで。
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①
基板サイズ。
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②
実装してみた。 spドライブ用にTA7368を載せてある。
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③
このあたりをセンターにしてみた。
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③
この周波数では-50dB超えになる。
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実測はこうなった。
ざわざわシミュレータでは10xFreqでー40dB, 1/10 xFreqでー40dBだがそれより遥かにbetterだ。
band幅、センターfreqはお好みでお願いします。
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通算351作例。
基板ナンバー RK-87.
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ある回路を某ソフトで計算させるとこうなった。プロット点群を増やすと形もセンターも移動するので、机上計算としての信頼度は随分と低いことを確認してある。
これはパッシブ回路。 冒頭のように演算の考え方がさほど正しくないので、近々にやってみようとは思う。幅が狭くてcwには不向きだとは思うがQを下げる工夫でどうなるか?
]]>先日のapfの試演算の結果がよかったので、 455kHz用に定数を変えてみた。
1,
20point/オクターブの演算結果。
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2、
下側を100kcにしての
20point/オクターブの演算結果
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3、
下側は100kcのままで 80point/オクターブの試演算。
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4、
下側は100kcのままで 800point/オクターブの試演算。
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5、
下側は100kcのままで 8000point/オクターブの試演算。
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6、
8000point/オクターブ、10kcスタートの試演算
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まとめ。
共振のヌルも値が違う、共振点が演算ことに異なる。
160dBも減衰するのか???。 200dBもの上下差????
共振ものには不向きなソフトだ。こりゃ、CRのフィルタものも妖しいと思う。
推測するに、 「とある特定な回路のみの対応」。 極稀に使える場合がある程度らしい。
少しでも工夫が入った回路にはお手上げらしい。
「市販の振動解析ソフトと同様に、分割計算するから解が毎回異なってくる」ことは判った。
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「プロダクト検波UTの前段に20dBほどゲインの取れるpeak filterを入れてやれば、IF段での能動素子増幅は不要になる」とのネライで試演算してみた。 演算による共振点も怪しいね、現実に測定するしかないようだ。
]]>この続き。
LとCを交換していったが、方向性が???になったのでシュミレーションしてみた。
表のように「特定の周波数では電圧増幅される」ことが解である。
・エネルギー供給せずに、電圧増幅できるならば、有線による送電は不要。
・テスラが申すように「ある周波数の電波で送れば、増幅してエネルギーを受けとれる」。特許性が非常に高い回路が出来つつある。
・太陽光発電のパワコンpwmが4kHzなので、4kHz近傍でのエネルギー伝送(電波)が技術的に障害が少ないように思う。
実際には幅はもっと広い。
相がこれなので音がどう聞こえるか??
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2番目のpeakは現実にはここまで持ち上がらない。
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良さそうな特性を探し出し中。初期回路より部品が4点増えた。
peak点はプラスゲイン。およそ43dBほど増電圧する。⇒ HF/VHF帯で上手に使えばLC構成でのリニアになるだろう。共振もののQの意味は、そういうことだ。
これが本当であればこの後段にAF ICが1つで済む。回路にはエネルギー供給の電源ラインは無い。
減衰量として良いが、幅が狭い。相が??。
・「供給したエネルギーよりも 受動型APFだとゲイン増になる」っては自然界の論理に反していないのか?
・テスラは「この供給エネルギーゼロでの高増幅作動する現象」に気ついていたわけで、ニュートン力学の向こう側の世界がまあ見えてきた。 オイラはシュミレーションして理解できた。
]]>audio peak filterは op amp使用するのが標準になっている。
tノッチフィルタはLCによるものでノッチ量46dBが確認できている。 これはCR式より格段に良いことを示している、、。
と云うことはLCでaudio peak filterが造れるだろう、、と。
受動型APFはつくれないのか?
・JH1FCZ氏からは「#163 パッシブフィルター」の名称で販売されていたことは有名だ。
・JH1BQE氏が公開してるフィルター回路。
上記2つとは異なる回路でトライ。
1, 手元のLCで実験を始めたので、peakは2.4kHz近傍になった。
PEAK点での減衰は無い ⇒ ここがJH1FCZ氏の回路との違い。
2,
2fの5kHz近傍では25dBの減衰になった。
3,
500Hzでは20dBの減衰。
似た回路は、JH1FCZ氏の公開物にもないようだ。欧米siteでは似た回路はhitしない。
先達からの公開がなければ、回路は100%オイラ考案のオリジナルになるかな??。
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緩い特性だが APFぽくなってきた。
2Fで -35dB。
500Hzで-35dBのところまでは追い込めた。下側はまだ甘い。
WEB上で処処確認すると、2次BPFよりは特性がよい。(2次+2次)BPFに近い特性になった。Rのように多くの値が揃っていると楽であるが、LCは程よい値が難しい、
まあ、オペアンプレスで APFが出来ることは判った。受動型APFも味わいあるだろう。半導体の進化により忘れられた技術である。
LPF側だけを使うとダイレクトコンバージョン機向けに使える。(2Fで-35dB)
次実験は、peakを800Hzにしてみよう。
cをx100にしたがpeak点はやや下がっただけ。 Lが現状のx10程度必要らしい。そんなLは流通していないので、困ったちゃん状態。 実機での評価は先になりそうだ。
続きはここ。「LCによるフィルターは プラスゲインになる。ロスはしない」と解がでたが、、、。
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ここにop ampをつかったフィルター特性が公開されていた。
lpf側の特性は2fで-20dBしかない。
hpf側特性は同じだ。
LC構成はバンド幅は確保しにくいが、この程度の減衰特性ならば部品点数は1/2~1/3のLC構成でできてしまう。
]]>