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プロトのプリント基板が届いた。
実績ある回路なので、間違いは少ないだろう。
10mm角コイルのeagle dataが奇怪しかった。 コイルはややきついが載る。データは直しておこう。
トランス変調ゆえに 音質はトランスに左右される。市販の「トランジスタ用小型トランス」は800Hzあたりから低域が全くでないので、 歪な音できこえる。
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50Hz~6kHzあたりまでフラットな音を追及すると「変調トランスレス」になる。
変調トランスレスでのワイヤレスマイクでお薦めはこれ。
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elecrowからamワイヤレスマイク基板のshipping連絡が来た。あと10日後にはつくだろう。
◇次作ラジオはTONE コントロール回路も入れてみよう。回路を入れることによるAF部のゲインダウンは何か資料があった記憶なので、これから探してみる。
追記、届いたよ。
プロト基板ゆえに、pic基板などプリント基板購入者のおまけとして配布しています。
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このレイアウトで行こうと想う。
元の製作記事は2012年11月だから4年半ほど過去の製作記。CR数値は実働確認済みのものなので再現性は悪くないと想う。
やや変更してみた。
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今年に入ってからは pcbの版屋さんになったようなオイラです。
unix時代からcadを書いてきたので、モニター画面上で縦横斜めに線を書くのは日常業務です。ほぼ30年近くCAD屋やっている計算になるね。
ただeagle cadで計測した寸法が どうも当てにならないのが、機械設計用cadと異なる点だ。
今作図中なのはワイヤレスマイク基板。これは4月初旬には発注したい。
先般作図した超再生式基板は明日あたり手元に届くだろう。
明日はST管ス-パーラジオのシャーシ加工をしよう。
と実装し評価しなきゃならない基板が、3種類ある。
つくろうとするラジオがST管2バンダーとロクタル管ラジオの2種類。
]]>年金溶かしちゃって
賃金上がらないのに食料品値上がりでエンゲル係数は爆上げ中。
公務員様の給料は今年も上がります。当然でしょ!!
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定数を書き入れた。これで実績のある回路をcad化した。
「発振の切っ掛け」はC12,C13,C14で行なっている。
「発振回路」は「発振を継続させるための回路である」と言い切っても良いと想う。通電時の定常状態が非発振であっても、何かの切っ掛けにより発振状態になることも多数経験していると想う。
「発振の切っ掛け」としては電源投入時の電圧立ち上がりが最も利用しやすいとオイラは想う。
音域周波数補正は回路図のように行なう。数値はトランス特性と相談しつつ決定する。(実測して決定)
マイクアンプ3石+OSC1石+buffer 1石の5石構成。
88コイルは往時販売中であったが、製作者がご高齢にて引退されたのでもう市場にはない。マルツさんでは不良在庫にて廃棄したことを随分と昔にご紹介したので覚えておいでの方も多いだろう。
今回は手巻きでも良いし、OSCcoilまたは IFTでも具合よいのがあればそれでOK.とりあえずPCB化して 手元に基板が届いてから悩んでもよい。
◇3端子レギュレータを入れない理由は電波ノイズ・ホワイトノイズ源になることがままあるからだ。仮に入れてもリップル除去効果がほぼ期待できないことはここで判明している。乾電池からの9Vをわざわざ電圧降下させ6V,5Vにすることはエネルギーロスにしかならない。
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昔、ここで製作したワイヤレスマイクはラグ板に実装した。トランジスタ用の小型トランスを変調トランスに使った。
例えばベースにAF信号を印加しても良いがFM変調にならぬ工夫が少し必要になる。古書の製作記事にもそのような注記載がある。
出来上がり基板はここ。
オイラは、数石のワイヤレスマイクでさほど工夫せずにAM変調を載せるにはトランス式だろうと想う。
マイク入力を5mV前後として当時の定数のままにする予定。
実験的要素(経験要素)として
①発振の切っ掛けはカット アンド トライで決める
②CによるOSC波形の変化
を体験できるようにはしたい。 それが技術向上に繋がると想う。
予め決まったCRを実装してもプラモデルチックになってしまい技術向上は望めないだろうから、「僅かな工夫で作動する or しない」の経験用の意味もこめる。
音色は小型トランスにかなり依存してしまう。可聴域での特定周波数をhiインピーダンスにして周波数特性に変化をつけて補正することも必要だろうと思う。
後発で別なam変調のワイヤレスマイク基板も1枚興そう(4月下旬ころ)。これは7TRあるいは8TRになる。
追記、出来たよ。
]]>AMワイヤレスの キット を領布中です。
DBMを採用していますので変調は綺麗です。 飛び: 30cmアンテナで1.3m程度です。
スマホ を音源とすることを前提に基板化しました。
yahooで 「NE612 AMトランスミッター」を検索してみてください。
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ありきたりのワイヤレスマイク回路で、目新しいものはありません。9V駆動です。
休日1日で自作するには、丁度手頃なトランジスタ数だと想います。
半日もあれば製作できます。
↑まずオシロで発振確認。 1300Khz周辺にしてあります。
「発振のきっかけ」が少し必要でした。こういう細工がアナログでは必要ですね。
発振には88コイルを使いました。 (不要な脚は切ってあります)
変調には山水のTR用トランスです。
↑いつものマイクアンプ(2石直結)に、今回はサブアンプを使用しました。
このワイヤレスマイクのAM変調に必要な印加電圧の想像つかなかったので、
安全をみて入れました。(実際には不要でした)
2石直結はNFBを掛けて、いつもよりゲインを下げてあります。マイクアンプ部全体の電圧ゲインとしては、40db~45dbで充分です。
↑サブアンプの電圧ゲインは6db弱です。
で、実際に飛ばして変調具合の確認です。
↑波形の確認。右がマイクへの入力波形。左がラジオで受信した波形。
これも問題なし。
ST-17(発振コイル側)に掛かる電圧の計測。
(このテスターは、ラジオ少年で領布しているキットを組み上げたものです)
ついでに抵抗値の測定。電圧x電圧÷抵抗=入力(w)
↓バッファーをつけてみました。(後付けです)。脚を切ったコイルを外して、新品の88コイルを
半田つけしました。
↑ちょっとだけ増幅させてあります。
結果として5石も使ってしまいました。
cad化し基板化した。
★製作上のポイントは
「発振のきっかけ」つくりに定数の異なるケミコンを+Bラインに使います。(電源投入時のラッシュ電流の時間差で、きっかけをつくってます)
「発振のきっかけ」で検索すると、知識が深まりますね。
発振回路ってのは、発振状態を維持するための回路ですね。
★変調は、トランスにST-17をつかいました。+Bを揺さぶるコレクター変調です。
電圧÷抵抗=電流なので、おおざっぱには0.8mA流れてますね。
で エミッタの1KΩには0.8V(1Kx0.8mA)前後 発生しているはずなので、
発振TRには9-1.15-0.8=7Vくらい掛かっていそうです。
そうすると発振TRへの入力は,7Vx0.8mA=5.6mWくらいです。
能率が50%で3mWくらいのOUTです。まあ、微弱です。
★音色はトランス特性に依存する。小型市販品の特性は全然良く無いので、ご自分で巻かれることを推奨する。本機のような小型トランスを採用すると、あまりにもチープな音に驚いてその後使われなくなる。
AMATURE RADIO用の大型だと特性が良いのだが、これを使うと無線機の範囲に入ってしまう。
★外乱の影響を減らすようにバッファーを追加採用しました。コレクターの220μHは
手持ち部品を利用しただけなので、 ベストではありません。(計算上も)
★飛びはアンテナ次第です。オイラがいつも使う写真のクルクルアンテナだと3mほどです。
長いアンテナは飛びすぎるので、注意です。
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以上、AMワイヤレスマイクの自作記事でした。
もし、音質重視ならばGT管のワイヤレスマイクをお薦めする。 聞き比べるとやはり真空管が良い。 愛用者のBLOG
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