*********************
回路記憶が曖昧だったので開封した。
①
「プリアンプ回路は無し」だった。、オイラはRF増幅ありと覚えていたが間違いだった。
②
BFOの波形。推奨のTP点で計測。
LA1600は他励式で作動している。その局発(7MHz帯)が加算されている。
FETによるBFO発振回路ではあるが、コールド側からの局発信号が加算されている(重畳).
振動子端がコールド側になる発振回路では、コールド側ラインも発振定数として利用しているのでほぼこうなる。他信号の入り込みを嫌うならば、振動子は「ベース と コレクター 間」を推奨。
上の波形がサイン波に為らない理由は、結合コンデンサーの容量が少なすぎることだ。回路図記載の定数では100%こうなる。(7年前には理由不明だったが幾つか発振回路実装したら原因を体得した)
回路図値の20倍の容量は欲しい。
③
CSB455を抜いてBFOの作動を止めて、純粋に感度確認。
波形の繋ぎ部はオペアンプ起因。
④
このSSG値では信号がノイズにほぼ埋もれる。遠くでトーンが聞こえる。
まとめ
35dBuVならばSNよく聞こえるが、30dBuVでは苦しい。
*******************
オイラの開発基板 RK-49.AM/SSB両用。
回路はSR-7と同じでRF増幅なし。BFOあり。違いは局発がLA1600に担ってもらう自励式。
SR-7より感度良く聴こえる。
SSB受信は、BFO用トランジスタに通電させて聴く。 BFO-ON用の端子あり。
サイズ比較するとRK-49が15mmほど小さい。
]]>
******************************
「メーカー名不明のCFWM455」を粗く測ってみた。村田製作所の正規品には ロゴマーク(タンポ印刷)があるがこれは無いので、「メーカー名 不詳」になる。 帯域幅はE。
外形寸法及び脚位置は村田製作所のカタログと整合する。 台湾ECS製は村田コンパチなのでスカートの跳ね上がり有無で見極めることが必要。
******************************************************
村田製作所の正規品は 下写真になる。 小ロットだと、「樹脂モールド型の刻印コマを換えて機種対応する」が刻印部に樹脂段差がないので専用型だと想われる。 後期モデルは、製造検査装置内で検査後タンポ印刷されている。 所謂、多機種小ロット対応ライン化したことが読み取れる。
オイラが使うのはW55H(6khz幅なのでAM向き) と W55I(4khz幅なのでSSB向き)。最近はRSでも売っているので楽になった。
余剰のW55Hはyahooに出品中。
****************************************************
1, 中心はここらいい。 通過ピークがここになった。
2,10kHz低い周波数では20dBほど下がる。
3、20kHz離れた周波数ではこうなる。レンジを切り替えていくと50dBほど減衰していることがわかった。
特性上の跳ね返りは発見できないようだ。 村田純正の可能性が非常に強い。
4、中心周波数より1kHz低い周波数では、下がる。
しかし、ここでは持ち上がる。
もう1kHz下がると、減衰も増えた。
5、中心周波数より上側でもここで持ち上がる。
まとめ、 粗いが挙動がわかった。帯域幅はE表記でこうなった。 この2/3位の帯域幅辺りの製品が使い易いように想う。
スカートからすればECSより出来が良い。どうも純正ぽい。
]]>プロダクト検波のレシーバー基板は数種類公開中です。
デバイスにta7320 ⇒ ta7310 ⇒ ne612 ⇒ diodex4 ⇒ fetカスケード の順に基板を興して作動確認しました。しかし455khzではすべてマイナスゲインになったので困惑していました。そこでta7045(ca3028)を2019年夏から採用しマイナスゲインから脱出できました。
当面 ca3028使用を推奨します。ca3028のプロダクト基板。
***********************
初プロダクト検波の基板がまとまった。2018年6月4日。
◇SFU455が載る基板が届いた。SFU455が不要であればジャンパーさせてほしい。
プロダクト検波/AM検波の2モード対応のラジオ基板を6月11日から ここで 領布します。
AM/SSB ラジオ基板(am検波は、TA7613)です。 基板ナンバーはRK-17です。プロダクト検波デバイスはta7320です。ラジオカウンタ接続用ポイントあります。
◇FCZコイル(サトー電気で販売中)を使っています。TA7613の周波数変換ゲインが28MHzでは下がると推測されるので、3.5MHz~21MHzでの使用を推奨します。
作動は3.5MHz,7MHzで確認しています。28MHzは苦しいと想います。
◇部品調達
TA7613は aitendoで販売中でした。若松通商でも販売中。 コンパチのTDA1083はイーエレにありました。コンパチブルとしてHA12402,U417B,KA22424等があります。
TA7368は 秋月電子にありました。 若松通商、イーエレにもありました。
TA7320は イーエレにありました。
、、とイーエレさんでICは3種類とも調達できます。
◇感度は「SR-7」(アイテックさん)と互角です。
SR-7と同等感度で、プロダクト検波も体験したい方向けです。
イーエレさん在庫のTA7320が徐々に数量が減っているので、よく調査しているなあと思ったオイラだ。
*****************************
◇Sメーターが振れて、AM/SSB ともに受信したい方には「68MHzでも作動するTDA1572」をつかった「 AM / SSB 2モード 基板](Sメーター対応)もあります。
これはずばり6m man向けです。
60MHz帯で感度良く使えるレシーバーICの国産品はないので、欧州製ICを使っています。技術力の差がある分野です。
◇高級チューナ用ICとして、SANYO LA1247がありますが、帰還発振する傾向にあることがデーターシート上で公開されています。
]]>***********************************
今、作動確認中なのがこの5桁LED表示機。三菱のIIL。亜土電子からもキットが出ていたらしいが、その頃はオイラは電子工作に興味がゼロだったので、「キットがあった」程度の記憶。
周波数カウンター向けのIILなので、外部にプリスケーラICを必要とする。「57MHzまでのプリスケラー」と「50~250MHzまでのプリスケラー」をそれぞれオン ボードさせると、「廉価な周波数カウンターの完成」になる。
データシート指定のプリスケラー M54408Pをのせてみた。
一応表示は出たので、細部を確認中だ。感度はLC7265やJH4ABZ式と同じく0.2VRFで表示してくる。
M54821Pは国内に300個以上あった。 IILで表示器作成したい方には朗報だ。電流計によれば160mAほど流れる。
① 上写真でも判るが、一桁上でも薄く点灯するので、そういう仕様かどうかを確認。
オシロを使うと正確な比率で確認できるが、桁上へダイナミック点灯信号が出ているのがわかる。
2桁上には出ていないこともわかる。
「三菱さんがどう工夫をしていたのか?」に興味を持った。
LED輝度を下げていくと判かりにくくは為るが、本質的な解決策ではない。
余計なON信号が出ている。
② 電波ノイズはやや強力だ。
LEDを無にすると無ノイズになるので、「LEDをONさせる強さ」に関連して工夫が必要。ノイズを弱くしていくと表示に影響があったので、いま立ち止まっている。
表示が 0⇒1に変わるとノイズ音も変わるので、10文字x5桁分のリフレッシュ作動で固有音があるらしい。
************************
データシート指定のプリスケラー M54408Pを使うと上のようになる。廉価な周波数カウンターとしては使えるが、ラジオ組み込み用には難がある。
しかし、「亜土のキット」はM54408Pを使っていない。 このM54408Pレスだと点灯は良好らしい写真が多数見つかる。 確かにM54821Pの製作記事(本)が3本あるが、どれもM54408Pレスだ。ここらに解決策があるようにも思う。
PIC式しか知らない方には、「既存ICでの周波数カウンター製作」は珍しいかも知れないが、技術史をトレースしているオイラだ。
今年中にはまとめたいな。
このM54821Pは、ラジオのIF周波数455と10.7をオフセットできる。オフセットゼロにすれば実周波数を計測できる。ラジオ組み込み用にしてはノイズ数値が大きいので、「ラジオ調整用」が主たる用途かもしれん。
]]>*****************************
昨日は、中国での電子部品市場について祐徳電子さんから色々とお教えいただいた。
多謝、祐徳電子殿。
LC7265表示器キットでは、まだまだ半田付け不良による問い合わせがあり、やや梃子摺ることがあるらしい。コネクターピンと ICとの導通確認をテスターで行なえば非導通を発見できる程度の半田付けが時折あるようだ。
フォアーランドの社長さんも往時、「作動不良にて学校から送られてくる教材キットで、その原因の9割は半田付け不良だ」と申されていた。「技術科の教員すらまともな半田付けを知らない」と嘆いていた。
◇「通電確認の実装済み品(¥3,000)をラジオに取り付けても、上手に動作しない」との謎の問い合わせがごくごく稀にあるらしい。
SSGで確認OK品が作動しないのは、100%ラジオ側の要因である。入力過多でも過小でも正常入力値外であれば、動作しない。適正入力値についてはLC7265のデータシートで公開されている。 過大入力ならば焼損してICは壊れる。
◇そのデータシートも読まずに半田工作キットを組み立てている不逞の輩は居るまい。
以下の写真はデータシートの写しjpegになる。
FM帯ではLC7265に5V程度の電圧を掛ける必要があり、AM帯ではそれよりも低い3V未満でも作動するらしいことが判る。 データーシートは別称チャンピンデータと云われているように、実挙動とは異なることが多い。
上のようにLC7265への信号量のグラフが公開されているので、 概ねこの値以下でLC7265に信号を受け取ってもらう必要がある。
信号の供給過多は駄目ですね。そのためにグラフが公開されています。このように適正な信号量の情報はメーカーから公知済みであるからして、データシートを読まずにLC7265を使おうとする蛮勇者はおるまい。
データシートが読めないなら、LC7265表示器を使うにはまだ早い。6WC5の発振強度を確認せずにLC7265表示器を使おうとするのは、手順が可笑しい。
◇◇◇◇
yahooにmy LC7265表示器(青色LED)が採用されていたのを見つけた。
オイラはチタコンでの結合は非推奨だ、、、、。
祐徳電子さんが販売元として紹介されていたね。(オイラが基板化後、7ケ月のちに祐徳さんからリリースされている。 マイクコンプレッサー基板、la1600ラジオ、ダイレクトコンバージョンのデータと基板を提供したがこれらの興味はどうも無いようだ )
平滑回路の2段ではハム音は残る。100uFの容量は必要ないので、22uFの3段の方が効果ある。「容量より段数だ」って英字で記事があったと想う。所謂、「低抵抗多段式平滑回路」を推奨します。
、、、と「低抵抗多段式平滑回路」の良さを昔に公開している。オシロで捕らえられないほどのリップルなら悪影響はないだろう。
◇LCD表示器(基板ナンバー RK-01)も 信号過多だとちらつく。
開発済みの「真空管ラジオ用 周波数カウンタ は 5種類」 を紹介 (all my 基板)。キット品はyahooにて。
]]>LA1600ラジオの基板は手配済みだ。恐らく1月10日頃には到着するだろう。既存の受信機の感度を確認しておく。
********************************
7MHz受信機のゲイン考。SN=10dBになるSSG信号値をあげてみた。
6mポケトラでもダイレクトコンバージョンが採用されているが、設計指針のようなものがやはり必要だろう。2012年に製作したキット品の感度をさらっと測る。 オイラの環境には「製造ラインにあるシールド小屋」はないので、25dBu入力程度から下の微弱入力の結果は目安にもならないほど一般家庭では室内ノイズの影響を受けている。
「製造ラインにあるシールド小屋」に篭ってラジオ調整していた経験は20代に数年間積ましてもらった。その経験からすれば 15dBu入力時の無線機の感度測定ですら一般家庭環境では無理だ。
◇DBMデバイス(能動デバイス)による変換ゲインについては、
TA7358は マイナス6dB(実測値) ⇒ポケトラ用に大人気
TA7320は ゼロdB(実測) ⇒基板ナンバー RK-08
NE602 14dB(SPEC表) ⇒サトー電気さんのKITに採用されてる。
MC1496D 10dB(SPEC表)
と拾い出してみた。 DC基板に採用したTA7320はTA7358よりはベターなICと想える。 「それぞれ半導体のノイズがどうか?」も重要なfacterだろう。
参考に今手元にある7MHz受信機たちの写真。
1, SR-7(LA1600のヘテロダイン)
「別冊CQ HAM RADIO 1994,5月号」掲載の回路と オイラの購入したSR-7は回路が少し異なる。
無入力時のSP端波形。 写真では綺麗に捕らえられていないがnoiseyだ。スパイク形状が多数ある。
「どの半導体からのノイズか?」は未確認。 2012年の往時は初心者マークゆえに気つかずにいたが、ノイズレベルが高い受信機と云えるだろう。
SPEC表上では、このLA1600はラジオICの中でSNは中の上になるが、LA1600+MJM2073だとこの程度のSN。
◇SN=10dBにするのに45dBu入れた。 「周波数変換ゲイン+IF段」分の増幅がある。これは、6石ラジオだと35dB~40dB増幅相当になるだろう。
下の写真のように、製作当時は、35dBuも入れれば聴こえたが、、 、、、往時と比べて何かが壊れているようだ。或いはSSGが壊れたか?
2,自作の中2真空管ラジオ(中波、短波) 回路図。
松下電器等メーカー製ST管ラジオは、オイラのラジオより20dBほどSNが劣るので、比較対象にすら為らない。
47dBuでSN=10dBになった。上のSR-7(LA1600)より波形は綺麗だ。バーアンテナで室内の雑多ノイズを拾っているゆえにVTVM値が安定せずフワフワする。シールド小屋で計測してみたいものだ。
低ノイズな真空管ラジオなので、信号波形がはっきり見える。やはりSNは重要だ。 現状のSR-7よりは感度良いことが判る。
3,考察
◇ SR-7のノイズ源調査を行なうと部品除去やパターンカットが必要になるので、調査はしない。波形からすれば3端子レギュレータが最も妖しい。LA1600,NIM2073起因のノイズの可能性もある。受電ランプ(LED)とOSCが同じ電圧ラインなので、この可能性もある。
往時はここまでノイズが高くない写真があるので、何か半導体が壊れているらしい。
◇トランジスタラジオだとOSCコイルと初段IFTを入れるが、LA1600は初段IFTが無いので局発の負荷は抵抗(内部回路)にしているようだ。455kHzでも高周波増幅を抵抗負荷にするとSNが大きく悪化する。ラジオICで「高周波増幅をIC内部で抵抗負荷?」にしてSNが悪い先例デバイスとしてLA1050がある。 LA1600のノイズ量を含めた挙動は自作基板が到着して、そこで確認したい。
]]>
*********************************
以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。
テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。
目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。
さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。
自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。
◇箱を開けた
BNCケーブルも付属していた。
「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?
◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。
通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。
下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。
機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。
◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。
「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。
◇さて電波を飛ばしてみる。
正常、受信中。
◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。
6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?
祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。
よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。
復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。
機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。
入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。
***************************
EBAYでは往時の未使用品(日本製)が、日本円で7~10万円弱で取引されている。 往時のものを必要とするならEBAYにて調達をお薦めする。不思議なことに、テストループアンテナは日本製しかEBAYでは見たことがない。
]]>******************************
「ラジオのノイズ」考。
耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、
①ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。
さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。
VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?
ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。
②オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。
真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。
③電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.
コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。
ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。
6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある。
間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。
メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。
「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。
+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。
その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?
④まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ。
オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。
]]>Usually the detection efficiency is more less than 90%.
Signal through the detection is over 10%. And AF UNIT gains about 40dB. Non detected signal(boosted) makes whats ?
Somtimes occurs feedback oscillations.
Already you've known that.
On transistor radio kits , 'in-put' and 'out-put' transformers in AF UNIT success to cut off of IF signal.They have frequency characteris,so gain 455kc just a little.
We often get OTL radio kits. And ITL radio kits. How about ?
LPF After IF stage is must . The cut off point is important. And decide the cut off point so as not to feedback oscillations.
The is notice when making radio kits all ways.I think so.
****************************
菊水 テストループ SA100.
JIS C6102-1998準拠。
菊水さんから写真はお借りした。
先日、ラジオ調整の基本としてテストループで電波を飛ばすことを記した。
バーアンテナで受信するラジオのために、テストループのインダクタンスもJISで定められている。JISの文面にあるようにトランジスタラジオ調整ではmustの設備になる。これを所有するのが、プロ。
家電メーカーでは、JISに準拠してラジオ調整を行なう。オイラも使ってきた。
修理業務の未経験者は、テストループの存在そのものを知らないね。
テストループを用いてラジオ調整することができるのは、国内では4人もいないようだ。ラジオ整備品を出品する大多数は測定器が無いようだね。文面がそうなっている。 修理する側の技術水準がだんだんと低くなっているので、修理済み品を入手するときは慎重に。ヘタレ品を掴むのはご自由に。
*****************************************
オイラのは目黒のテストループ。磁気アンテナでのラジオ調整用にJISで定めている道具。
]]>*********************************
一昨日の「グリッド・リーク再生 考」にて基本的な事は記しておいた。
それにしても グリッド抵抗の算出方法に対してweb上での知見がほぼ無い。それだけ古典すぎて触手が動かないのかも知れないナ。
「再生式ラジオでは周波数カウンターを接続しても表示しない」とご質問をいただいたが、果たしてそうなのだろうか?
①写真を撮った。
40年前の周波数カウンターでも 充分に検出する。 検出点はバリコン端。
②では6d6のトップキャップで測ることにした。
支障なく計測できるが、お邪魔な負荷で周波数が20kcほどさがっている。
おもちゃの周波数カウンターなら測定が苦しいかも知れないが、メーカー製ならば楽に検出するレベルの発振強度を持っていることは一昨日の動画の通りだ。
2000円周波数カウンターでは感度不足でスーパーラジオの周波数も満足に測れなかったが、そいつでも測れるように深く結合させると発振強度分布が変ってくるので、技術的には本末転倒の方向になる。
オイラに問う前に、「己の技術水準を上げる」努力をしていただきたい。道具は普通に揃えた方がよい。最新鋭の必要はない。オイラのように40年前のシステムで足りると想う。
周波数安定度はメーカー製カウンターでみるかぎりヘテロダイン検波と同じだ。 安定度が悪いと想われているらしいが、その根拠がいまひとつオイラには判らん。構成部品に変ったものはない。実際に放送を聴くとヘテロダインよりも安定している。真空管ラジオの安定度は 熱に左右される。IF段ですら時系列で周波数の揺らぎが判る。
繰り返すが再生時は軽微な発振状態だ。一昨日の記事のようにそれはオシロでも見れる。周波数カウンターも作動して数字を表示する。再生ラジオ全盛期と今では言葉の概念が異なってきているようだが、「強い発振の直前で感度がgood」になる。
オイラは御馬鹿です。
昭和25年の 0-V-1回路へ続きます。
]]>民主党政権時代に最低賃金を1000円に上げようとしたが、それを潰したのは自民党様です。覚えておいででしょう。 色々な幹部の方が、1000円賃金を批判してましたね。もし忘れているなら痴呆症を疑ったほうが御体の為です。
現政権は、さて批判したのにも係らず最低賃金を1000円したいらしいですね。まあ一貫性がないがな。
******************************
検索エンジンで「グリッド・リーク検波」を調べると 上位にオイラの記事が来て、とてもビックリしている。 枯れた技術なので、大方の「真空管ラジオの本」には説明文が載っている。
そのような情報は、①先ずは、本を手に入れて読む。②そして自分の手で造って確認する。③そして真偽を検討すればよい。
再生式ラジオは受信中にデジタル表示できる。そりゃ当然のことだ。
YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
この1-V-2の製作記事はこれ。
再生式ラジオの再生状態をLEDカウンターから見ると、
強く発振していると 表示する。
弱く発振していると数字がちららちしている。 だが音声がまともに聞こえるのでこれが再生状態だ。(カウンターで検出できる程度の発振強度状態だ)
①「バリコン ⇔グリッド抵抗」にオシロプローブをあてた。
SG電圧の増減でオシロの波形が大小する。VRを絞ると横線状態になる。SG電圧で発振強度がコントロールできることを示している。発振振幅も安定している。自動制御が効かない発振ならば暴走状態になるが、アンダーコントールできる。
波形はよく見かける波形。
②LED式表示器への 信号引出し点での波形。
YouTube: 再生ラジオの「表示器への信号取り出し点」波形
グリッド側で引き出すよりは弱い。JH4ABZ式LED表示器はこのレベル程度入力でも計測するので優れものだと想う。
グリッド側で取り出すとLC共振回路にお邪魔な負荷が吊り下がり、Qが下がるのでお薦めはしない。
③ベストな再生状態を探る。SP端にオシロを接続し受信音を波形で計測。
波形を見ると判るように、ベストな点がある。音でも聞き分けできる。この時カウンターは信号を拾っているのでラジオは発振状態ではある。
オイラが持っている本には、ピー音、ボー音など差分によるビート音が聴こえる状態を帰還発振。支障なく音が聴こえる状態を再生状態と区別したニュアンスで記述がある。
カウンターが信号を受けているのは事実であり、数字表示しながら放送が聞こえるよう調整できるのも事実だ。オシロ波形からは多くのことを学べる。
上手に再生できている時は残念ながら発振している。(動画のように周波数カウンターが反応している)。
高一部の同調バリコンを回すと信号が強弱するので、入力に応じて再生されていることも判る。
④もう少し触ってみた。
強い発振になってしまうと放送波がなくてもoscする。(当り前ですね)
まとめ
軽微な発振状態でラジオ受信できる。これを再生検波状態と呼ぶようだ。
強い発振状態では音声には為らない。強い発振になる前に「ベストな検波状態」がある。
発振強度はコントロールできる。これは普通の発振回路と同じ。
いわゆる「発振の一歩手前」ってのを今回は動画にUPできた。(ただしカウンターは反応しているので強い発振の手前と呼ぶのが良いと想う)。言葉だけ一人歩きしたようで、実際には軽微な発振状態が感度よい、取り分け強い発振の手前がgood.
「如何に軽微な発振をスムーズ化するか?」 これは結構 難しい。並3コイルの出来とバリコンの相性もある。
グリッド抵抗とC値の設計方法はNHK発行の本に記述があるので一読をお勧めする。
再生式ラジオの理解が進みましたでしょうか?
再生時は軽微な発振状態だ へ続きます。
再生検波に相応しい球はバリミュー管だ。古書にも列記がある。特性を考えるとバリミューに帰結する。とりわけややお疲れで増幅度が少し下がった球のほうが、電圧に対するレスポンスがゆるやかなのか? いたって具合が良い。 再生動作のsg電圧はコイルの巻き数(比率?)に依存するので、様々な製作記は参考情報として眺めるのが良い。
2016年6月17日追記
オイラが部品購入で好んで使っている「マルツ」さんのWEB
「懐かしのラジオでラジオの基本をおさらい 第1回」記事中の説明文が
「再生式では発振(ピーー音)寸前で再生バリコンを調整し、この時が最大感度です」とあるが実際には再生時は軽微な発振状態なので、訂正していただくようお願い申し上げた。 広報性の強い販売商社さんゆえに正しいことを伝えていただきたい。
さて、訂正されるか? そのままか?
自分で手持ちの再生式ラジオに周波数カウンターを当てればすぐに判ることなんだけどね。
どうも、訂正される気配はないようですね。
]]>AUX端子を「エーユーエックス」端子と読むのが主流になってきているようだ。
上記ルールのように、アルファベット直読みならば、
TONEを「トネ」或いは「テーオーエヌイー」と呼んでいるはず。
でヒットしてこないが、 TONEは中学生の英語水準だからか、、。
auxをエーユーエックスと呼んでいる方は、
ぜひ同じ呼称ルールに基づいて「TONE⇒テーオーエヌイー」と呼ぶようにお願いします。
お馬鹿なオイラは、 AUXはオックスとしか読めない。
間違って読みblogに上げていると「御馬鹿宣言」している状態だ。
オイラのように不器用、御馬鹿宣言している仲間かな?
まあ、オイラが世話になっている会社では、基準点を「origin」でなく 「base hole」と表記させるからね。そのルールに従うとbase ballは「基準球」になるね。
エーユーエックス端子と呼称する貴方に、問う。
CATをどう呼称します?
CATをシーエーテと呼んでこそ呼称ルールが一致します。
一つの頭脳にルール2通りは無理ですよ。
******************************
12月29日朝追記
youtubeに 「aux meaning」があった。
ポピュラーな読み順に発声していると想うが、
英語圏の方は、「△△」と読むようだ。
仕事で米国人と接触した折には、「エーユーエックス」とは呼称していなかったナ。
***********************************
国の調査では、
とのことでまともな力を有するのは2割り前後らしい。
そりゃ、基準点をbase holl と呼ぶわな。
auxは読めないし発音できないわけだ。
そもそも中学卒業レベル以下ってのは、中学1年生レベルなのか? そんれより低いのか?
]]>毎日、年金砲を撃って 2016年1月5日~16日までに7兆円 年金が溶けたらしい。
溶けたのは30兆円とかの情報もあるが、 平民は溶かす権限もない。 もちろん溶かすことができる立場の人間は責任は取らない。
民間なら責任を責められるが、7兆円溶かしてもOKな商売もあるようだ。
*************************************
リフトはRIFT
何のこっちゃ?
「持ち上げるのは、LIFT」と中学で教わるが、オイラが世話になっている会社ではRIFTと表記する。
LIFTなどと表記するものなら「馬鹿、アホ」と罵られる。
加工基準は、BASE HOLEと表記する。originと表記して苛められた奴もいた。
高卒程度の教養があると,色々と不都合があるらしい。
苛められたくはないので、現実にあわせる。 社会通念からズレても気にしちゃいけない。
RIFT表記のFA装置は10年前の製作だが、某大手の協力工場で今も稼動中だ。(初めてみた時は 腰が抜けた)
BASE HOLE図面は納入先でおそらくPDF⇒保存されている。
]]>既報のように
今年はアイテックさんとDFKさんがclosedした。
★己で部品調達もせずに、造りもせずに、文句だけ垂れるクレーマーが多いからだろう。
ラジオ系キットは、生活必需品ではない。
当然、趣味の分野。
「キット品が高い」と想うなら、ご自分で部品を集めて、必要によっては基板を起こし、ケース加工すべし。 掛かる作業時間をご自分で金額集計すれば、キット品の値段の正当性がわかる。
もっとも、軽自動車だから軽油を給油する猛者。
義務教育だから給食費は支払わない猛者。
AUXをエーユーエックスと読む謎。(TONEをティーオーエヌイーとは読まない謎)
が溢れて来た日本だから、
ラジオキットの分野でも斯様なクレーマーは居る。クレーマーに追いつめられて、嫌気が起きたんだろうと推測する。
ラジオキット分野を狭めているのは、そのクレーマーの存在だね。
ラジオキット2P3が組み立てられなくて、クレームつけた方、身に覚えありますね。
クレームする以前に技術不足を反省するのが大人ですよ。
「説明書もよい2P3キット」が組み立てられないなら、学研の電子ブロックから始めてチカラをつけることをお薦めします。(失敗しても簡単には壊れないのでお薦め)
*************************
]]>トランジスタ式スーパーラジオキットの製作を幾つか経験してから
本キットに臨むと、スキル向上になります。
本キットが完成できたら、次は7Mhzダイレクトコンバージョンキットですね。
①サトー電気さんの 7MHZコンバージョンキット 販売終了
②サイテックさんの 7MHZコンバージョンキット Comet40
SR-7と同じくLA1600を使ったラジオ基板を領布中。
SR-7より感度良いAM受信基板を領布中。
短波でプロダクト検波基板を領布中。
*******************************
アイテック電子研究所(AITEC)の40m用レシーバーキット「新SR-7」です。(販売終了になりました)
2ICのヘテロダインです。
40mレシーバーはこのキット2台目です。
1台目のサトー電気さんのキットは、 ダイレクトコンバージョンでしたね。
ケースの塗装が、よい感じです。↑
部材↑
ささっと半田(ICソケットの向き、間違えてます。すみません)
ケースに入ったところ。↑
別の角度から。↑
マニアルに従って、7.555Mhzに調整中↑(TC1で合わせる)
VFOの安定は「キット品にしては、良い」と想います。
「通電して枯れてから」が期待できそうです。
(昔昔、VFOを自作した時はこんなに安定しなかった、、。)
SGで7050を入れて、アンテナ側を合わせます。(TC1,TC2でバンド幅を上手くあわせます)
出力波形では、クロス点のつなぎが、やや気になります。
VRの2部目くらいでAF段の飽和が始まりました。(何か細工したほうがベターです)
SGで12dbも入れれば信号が聞えはじめます。
完成↑。
ノントラブルで、簡単に調整まで終わりました。(BFOはまだ)
造り易くて、良いキットだと想います。
**********************************
欲を申し上げれば、トリマーでのFreq変化量がもうひとめ少なくなるように、
少し細工してから組み立てを始めると、バンド幅合わせの時に楽になります。
***************************************
SR-7より感度良いレシーバー基板を数種類開発し領布しています。 ラジオ自作派向けの基板です。
**********************************
自称「ラジオ工作出来る」派が増えているようで、どの程度先人達の知恵から学んでいるのか気掛かりだ。 もし、ニッパーも研げないレベルならやはり「自称 ラジオ工作出来る」派に属してしまう。道具の手入れが出来て一人前だよ。 まあオイラは駆け出しだが、ニッパーは研げる。
超再生って知っておられます?
超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事
サイテックさんの7Mhz帯ダイレクトコンバージョンも製作しました。⇒記事です。
メタル管 4球の中波ワイヤレスマイク⇒製作記事
↓真空管2球のワイヤレスマイク(製作記事)
]]>