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2030年1月 1日 (火)

もの造りが終焉した日本国とエンジニアの熟度

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・1985年頃から、国策としてアウトソーイングを積極的に進めてきた。とりわけ「OEM」の用語で外部製造を推進してきた結果の日本経済は、極東でかなり貧しい国にまで下がることに成功した。

 ・国策として技術を韓国・中国に献上してきた。基幹エンジニアの移籍については某商社が紹介行為をビジネスで行っていた。いわゆる財閥系商社だ。この田舎出身のpanasonicの役員と10年前に話した折に某商社名(超大手)を上げてお聞きしたら、「その会社だ」と肯定された。この商社名を特定できる貴方は通です。

・新幹線の構造等についても中国にすべて教えた。結果、中国が新幹線に関する国際特許申請できた。喜んでいるのは中国とそのキックバックを貰った議員・商社マン。

・下級国民にはキックバックは及ばないので、貧しくなるだけだ。竹中平蔵が「日本人の賃金は高すぎるので、下げるように」との指導も行ってきたことはメデイアで報道が弱い。竹中親分の刊行本まで出ているので興味あれば一読を進める。つまり国策として低賃金化に成功しているのが日本だ。

・また、PCが普及したことにより「口先だけのエンジニア」が増加中だ。治水工学においても設計すら出来ない若手エンジニアが台頭中であり、真似ならばできるエンジニアが主力になっている。設計思想を問うとまず答えられない。そりゃ表面を真似ているだけだから答えられる知識・技術を持っていない。肝を真似ていないのでギャク状態だ。 堤防や砂防堰堤を設計できるエンジアは還暦を超えているので、若手は形だけ真似をしているだけだ。肝が継承されないので結果、河川氾濫する。堤防決壊理由を大雨のせいにしているが、実際には設計能力を持つエンジニアが居なくなっただけのことだ。

・FA系エンジニア、電機系エンジニアではシュミレーションソフトが普及したことにより、深い考察なしにそこそこ図面がまとまるようにはなった。アルミ5052とSUS304の見分けすらできない水準で機械設計している会社もあるのは事実だ。部品加工が出来ないにも関わらず部品図をまとめるのでコストUPに貢献する設計エンジニアが随分と多い。 超再生検波ではおよそ60年歴史があるが、今だにそのAGCモード解析すら出来ていない。60年前からの事実を解析できないソフトを信じるかどうかは個人力量に依存する。

・「3端子レギュレータではノイズ発生源になりラジオで使えないメーカーが多数だ」と波形つきで公開したのはオイラ。100kHz~3MHz近傍のどこかでノイズ発生している。audioでは使えるがラジオでは雑音(電波)として受信できる。 ラジオ向けの無ノイズ品ではTOREXがベスト。 2番目にはSTI。   他メーカーはゴミ箱行き。 シュミレーションソフトでは3端子レギュレータ起因のノイズについては全く役立たないね。

・AGCモードにならない弱信号の受信時に、ゲイン過多でビート音するラジオICが多い。正しく云うとビート音するラジオICが主流だ。微弱信号受信時にビート音が確認できないものは、オイラが触ったラジオICではTDA1072とTDA1572だ。人気のLA1600、TCA440はしっかりとビート音が聞こえる。

・真空管ラジオ用455Khz IFTの接続方向は、「家電メーカーと部品メーカーでは異なる」、どちらが主流になれるかの争いがあったようだ。帰還発振しにくい向きでレイアウトされていたのは松下でもなく春日でもなく東芝でもなく、山中電気だけだ。真空管ラジオの製作記事が2000年代の雑誌に載ってもいるが、IFT接続方向の検討すらしていないのでその程度で通用する雑誌だと判った。

・デジタルオシロでは検出されない領域と時折、仕事で遭遇する。アナログオシロならば検出できる。「デジタルオシロは役立たず」の分野もまだある。

・水晶振動子を選別するならばケルビンコンタクトのこと。これはLCR計測の古典的常識。140年前からの「電気系エンジニアの常識」。機械屋のオイラでも頻繁に目にするほどの王道。不思議なことに電子工作系雑誌では「その基本が抜けたもの」が日本ではかなり散見される、、と云うことは電気エンジニアからの寄稿はないだろう。

・振動解析系では市販ソフト毎に結果が違う。これは業界人ならば知っている常識だ。おそらくは正解を算出するソフトはまだ無い。「構造設計一級建築士」で15人ほどで構造設計事務所を有する知人と話しをしたが、まあソフト毎に違うので苦労すると申していた。彼は関東地域での公共事業で忙殺されている。関東のある県での半ば専任指定になっている。webにあるフリーソフトは現実と違いすぎるのでそんなものを探そうとする安易な発想では技術向上しない。ソフトを盲信するのはある意味で宗教と似たものがある。

・流体力学では流水路(水道管)と液体(水)との境界面では流速ゼロになることが公式から導かれるが、現実には菅に触れている水道水は流れてしまう。 理論と事象が合致しない。これは流体力学の初歩である。この非整合を説明できる者はまだ居ない。目に見える事象なのに、理論整合しない。

・DBMでは乗算も加算も出来る。(こう云うのをみつけちゃうからイヤガラセを受けるのだよね。)これは負荷値(負荷具合)に依存するが、WEB上で散見される計算式にはその事実は無視されている。 要は都合よく算出式をまとめたものの勢いが良い。 

・機械輸出の中心であった安川電機やFUNAC等ロボット系では、世界2位のKUKAが中国に買われた。中国では自前でロボット製造できる段階になったのが2016年。 あえて日本から安川・FUNACを購入する必要は消えた。自国生産品で間に合う。

・ABBは「世界で初めてシーケンサーにより制御する」ことを実践した会社。これを真似てFUNACが大きくなった。真似ることが東アジア人は得意であり、手先器用は東アジア人に共通である。シーケンサーを飯のタネにしている者ですらABBを知らないのが、日本のFactory automation実情だ。 この水準で勝ち上がるのはかなり無理だ。

・青色LEDでノーベル賞を取った中村氏は、四国のサラリーマン時代では窓際に追いやられていた。当時あの会社は強烈な依怙贔屓があった。とある地域の出自のものだけが課長・部長になれた。外様で優秀な者は窓際に追いやられた。成果すら上司のものになった。「部下の手柄は上司のもの」。 だから、その怒りをもって裁判になった。この辺りのことは出入りしていたので聞こえてきた時代だ。 「かの会社に納入した自動機がきちんと使えるならば、土人でも使える」が往時業界からみた会社評価。

・己の頭で考えることを否定してきた教育指導により、「45年前の高校2年生の知識・学力」と 「現在:大学卒業生の知識・学力」とがイコールである。これは多々報道がある。知識・教養・学力と低下中であり、結果様々な分野のエンジニアの熟度が下がっている。45年前の大卒レベルと同等の力を持つ者がいないのが日本だ。SONYのように技術を売りにした会社をもう興せるほど知的ではない。 「もの云わぬ労働者つくり」の中教審の路線が成功している。想定より学力低下が酷いので中教審があせっている面も近年報道されている。

・国際学力調査の大学教育では日本は51位と中国より下位になることに成功した。エントリーが63ケ国なので、下から13番目と世界平均に達していないのが日本。

・「日本凄い」系のtv番組が多くなったが、その背景にはマッカーサー時代からの統治手法が垣間見れる。この手法については米国から公文書でいまも公開されている。従ってその気になれば情報は見れる。知的好奇心を持つものだけが真実に近づくことができる。国内不満の勢いを削ぐ方法として中世から用いられている。

・「欧州ではディズニーランドは幼児向け」なのでアイディンティの確立された大人は全く興味を示さない。日本国で大人に受ける要因は、その幼児性にある。別な言葉で云うと「己の頭で考えられない。また判断すらできない」幼児性を維持している。akb48の握手券に興味を示すのも、ディズニーランドに興味を示すのも対象物の差異はあるが思考ルーチンは同一だ。。明治維新の頃と比して精神性の劣化が見られる。 その辺りは三島由紀夫氏が現日本に見据えていたことであり、今オイラは「氏が危惧していた状態」を田舎で体験中だ、。

・「井戸のなかの蛙、、」の意味と現日本が非常にマッチングする。先人達の予言でもあろう。

・日本での技術は下向きベクトルで動いている。東亜細亜の日本では国策で下向きベクトルを推進している。 この国策を推進することにより儲けが得られる勢力が、そうさせている。竹中とか派遣会社とか、仁風林での接待漬けから逃げた者は居ない。

・中国に追いつける日がくるかどうか?。 幼児性が強いので無理だと思うが、、。

・暴支膺懲と騒いでいたのが日本人。 元来、虐めや見下しを得意とするは90年前からだ、dnaに刻まれている。

・世相を反映した名言をひとつ、「知識がなくても仕事はこなせる」。質の良いものが継承されるのはほぼ無理だ。幼児が継承できるとは思えん。自克する大人なら継承できるだろうが、、。

・ある分野での下げ止まりをしようと、もがいているおっさんです。田舎の機械設計屋です。雑多な情報が集まってきます。

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