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2012年7月23日

2012年7月23日 (月)

ビクター真空管ラジオ 5A-28 3分後も鳴る

ビクター製真空管ラジオ 5A-28の続きです。

コールドスタートで3分だけ鳴ったラジオは、

時間に几帳面なウルトラマンのようでもあります。

ドライヤーで抵抗を暖めて、「抵抗値のあばれ」をテスターで確認してました。

で、30A5のカソード抵抗(100Ω)の値が車のタコメータのように

元気ピュンピュンとよく動きます。いやああ、その、、無限大にまで届きました。

他に怪しいそうな抵抗を2個 交換しました。

付け替えた「セメント抵抗2個とヒーター直後の10Ω」。↓

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↓怪しいと判断した抵抗たち。

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30A5のカソード100Ωが5Wタイプなのに、そこそこ熱くなります。

も少し電流を減らして使いたいので、のちほど触ってみます。

今のところ 連続4時間は鳴っているので、OKだろうと想います。

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↓原時点での30A5のバイアス

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こんなに浅くて、、、。(中電界では、音が歪むだろうと想います)

メーカー推奨は6.7Vなので、抵抗を用意してもう少し深くしますね。

(規格表を見ると4~5Vで使いたいですね)

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このラジオの症状は、「通電後温まると 音が聞えなくなる」。

  ↓

 整流後の電圧を監視すると、

無音になったとたんに100Vから125Vに跳ね上がってました。

「整流側からみると無負荷」に近い状態に変化してました

(平滑回路の1KΩが怪しいので、交換しました)

★このラジオの30A5のカソード抵抗は、

サーボモータのブリダー抵抗並に暖かく?なります。

1Lタイプが付いていたので、熱量面では???です。

★球の動作点は、「球をドライブして波形が歪まない領域で使う」ので

ドライブパワーとアウトプット波形に留意ですね。

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